NPO代表「問題が平均4つ連鎖し追い込まれる」 『自殺対策の現場から』と題し講演会 静岡・熱海市
静岡県熱海市では6月30日夜、専門家を招いて自殺予防講演会が開かれました。
「自殺対策の現場から」と題した講演会には、一般市民をはじめ民生委員やケアマネージャーなどおよそ80人が参加しました。
NPO法人ライフリンクの清水康之代表が「死にたい」「消えたい」と思い悩む子どもや若者の自殺の現状と対策。そして、地域の中で自殺を減らす対策について話しました。自殺に追い込まれるプロセスには「問題が次々に悪化して連鎖する」という一定の法則性があると言います。
NPO法人ライフリンク 清水康之代表:「問題が平均4つ連鎖する中で『もう生きられない、死ぬしかない』という状況に追い込まれて、それで亡くなっている」
講演会を企画した熱海いのち支える会議は、今後も自殺予防の啓発活動を行うという事です。