清水庁舎移転予定地のJR清水駅東口公園を軸に最終調整 桜ヶ丘病院移転問題 静岡市
老朽化が進む静岡市の桜ヶ丘病院の移転をめぐり、市と病院側がJR清水駅東口公園を軸に最終調整していることがわかりました。
静岡市清水区の桜ヶ丘病院をめぐっては、市が病院を運営するJCHOに、JR清水駅東口公園や駅に近い民有地など4つの移転候補地を提示していました。関係者によりますと、JCHOは土地の下調べがすでに完了していて、他の候補地に比べて早期に移転ができることや敷地が広いことなどから、JR清水駅東口公園への移転を軸に最終調整をしているということです。
市とJCHOは移転の条件とされている医師の確保や病院が移転後に必要とする敷地面積などについて、詰めの協議を行っているということです。
JR清水駅東口公園は、事業が凍結されている清水庁舎の移転先で、市は病院と庁舎をともに移転させる可能性もあるとしています。
ただ、関係者によりますと、移転後に病院が使用する敷地面積次第では、清水庁舎を現在の場所で建て替える可能性も検討していくということです。