第4波対策を全国知事会で協議 静岡・川勝知事は三島市の遺伝学研究所活用を提案
全国知事会は4日午前、新型コロナウイルスの「緊急対策本部」会議をオンラインで開き、第4波を受けた際の対策などを協議しました。
今回の会議では第4波の到来に対応した医療体制や、大阪・兵庫・宮城に5日から適用されることになった「まん延防止等重点措置」について意見が交わされました。
この中で静岡県の川勝知事は、県内ではまだ第4波は到来していないという見解を示し感染状況が収束へ向かうためには、ワクチンの国産化が必要だと改めて訴えました。
また、全国で変異株が増加していることを受けて、三島市にある国立遺伝学研究所を変異株のゲノム解析に活用することを提案しました。
川勝知事:「変異株のゲノム解析は東京の国立感染症研究所に集約して行われている。三島の国立遺伝学研究所をゲノム解析に使えるように、少なくとも静岡県のものはそこで良いように国の方で保証してもらえればそれができる」