【危険】住人と『鉢合わせ』も 手荒な手口の空き巣相次ぐ…バールで玄関こじ開け手当たり次第に物色  浜松市

 先週、県警が“異例の呼びかけ”をしました。その背景にあるのが、県内での連続空き巣被害です。白昼堂々、バールで玄関をこじ開け。中に侵入、さらには、家の中に住民がいるにも関わらず侵入されたケースも…。

画像1: 【危険】住人と『鉢合わせ』も 手荒な手口の空き巣相次ぐ…バールで玄関こじ開け手当たり次第に物色  浜松市

静岡県警生活安全企画課 尾藤厚至警部
「普段から防犯に意識を向けるのが大事」
「鍵かけだったり、住宅の防犯性能を高めることが重要」

画像2: 【危険】住人と『鉢合わせ』も 手荒な手口の空き巣相次ぐ…バールで玄関こじ開け手当たり次第に物色  浜松市

「在宅時でも戸締り徹底を」

 危機感をあらわにした県警の担当者。その理由は…。

 3月31日、浜松市内で忍び込みと空き巣が合わせて4件確認されました。これを受けて警察は異例の呼びかけを実施。

「不審車両を見かけたら通報してほしい」 
「在宅時でも戸締りを徹底するように」

 その背景にあるのが、“犯行手口”です。

鉢合わせした犯人は複数の若い男

 狙われたのは、住宅街に建つ一般住宅。犯人はインターホンを鳴らし、留守を確認すると、バールで無理やり玄関をこじ開け、鍵を壊して家の中に侵入。手当たり次第に部屋中が荒らされ、現金や時計、指輪や通帳などが盗まれました。別の家では、住民が、マスクをした男と“鉢合わせ”に。男らはそのまま逃走し、住民にけがはありませんでした。カギを掛けていなかった窓から侵入されたとみられていています。

画像: 鉢合わせした犯人は複数の若い男

 目撃情報などによると、犯人は複数の若い男で、白色のマスクと黒毛のニット帽を着用。服装は黒色や紺色などの濃い色の上下だということです。いずれも、複数人による組織的な犯行の可能性があるといい、犯行後は車で逃走したとみられています。

静岡県警生活安全企画課 尾藤厚至警部:「防犯カメラとか、補助鍵、二重ロックをする、そういうことで住宅の防犯機能を高めるのが重要、その他の対策として、自宅に多額の現金を置かない、いわゆるタンス預金を控えるのが対策の一つになる」