“侍ジャパン優勝効果” バッティングセンターは開店と同時に順番待ち…12歳「二刀流目指す」

 日本中が歓喜の渦に包まれたWBC。“侍ジャパンの優勝効果”は静岡県内のこんなところにも…。

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伊地健治アナウンサー:「静岡市清水区にある屋内型のスポーツ施設です。こちらの半分ほどのスペースがバッティングセンターになっているんですが、ご覧ください、この人人人、WBCの決勝戦翌日ということもあるんでしょうか、バットを振りたいという方がこれだけ集まっています」

 静岡市内のバッティングセンターには10代を中心に多くの人が訪れていました。午前10時の開店と同時に、8つある打席はすぐに埋まり、開店早々、順番待ちになったといいます。

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静岡市民 10歳
Q.どうしてバッティングをしたくなった?
A.「侍ジャパンを見たから」
Q.侍ジャパンの優勝はどうだった?
A.「すごかった。村上のホームランとかすごかった。(うれしくて)とびあがった。」

 22日の決勝戦で、目の覚めるような一発を放った“村神様”こと村上宗隆選手。あの同点ホームランによって、今まで以上に子どもたちの憧れの的になりました。

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 去年、野球を始めたという小学生も、侍ジャパンの活躍に刺激を受けたと言います。
一番印象に残っている選手は…

静岡市民 12歳兄
「大谷選手です。ピッチングでも結構結果を残しているし、バッティングの面でもホームランとか、タイムリーを打って、そこらへんが一番印象に残っています」

Q.そうすると二刀流を目指すんですか?
A.はい
Q.ほんとに?
A.(うなずく)

静岡市民 10歳弟
Q.WBCの侍ジャパンの中で好きな選手は誰ですか?
A.大谷選手です。

静岡市民 40代父
Q.お父さん、息子さん二刀流を目指すと言ってますけど、どうですか?
A.「ぜひぜひ、頑張ってもらいたいですね」

 こちらのバッティングセンターは11日の1次リーグチェコ戦後から客が増えはじめ、客足は去年の同じ時期と比べて1割から2割増加しているといいます。

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ホームランドーム静岡店 小梯信介店長:「(バッティングエリアは)全打席埋まっているような状況もありましたし、いつもよりもまして、バッティングの稼働が多かったなと感じました。試合の内容っていうのもすごくドラマがありましたし、すごく盛り上がりもあったと思うんですね、そういったところで、今後野球に興味がある方も増えてくるでしょうし、また今まで野球の経験者だったりとか、今現役の方もすごくモチベーションがあがる状況になると思います」

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