東海道新幹線の警備員が乗客の体触る　「人があまりいなければ大丈夫だろう」…去年夏ごろから繰り返す　所属する全日警が解雇

　東海道新幹線の車内で、乗務中の警備員がわいせつ目的で乗客の体を触っていたことがわかりました。

　全日警によると、２月下旬、東海道新幹線の車内で、乗客から「乗務員に体を触られたような気がする」と申し出がありました。調査した結果、全日警所属の男性警備員（２５）が乗務中に乗客の上半身を故意に触ったことが分かりました。男性警備員は聞き取りに対し、「わいせつ目的で触れた」「周りに人があまりいなければ大丈夫だろうという認識だった」と話していて、去年夏ごろから同様の行為を繰り返していたということです。

　全日警は、男性警備員を３月７日に解雇し、神奈川県警にも相談しました。全日警は「お客様の安全を守るべき」警備員が車内でこのような事案を発生させましたことを重く受け止め、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。