静岡県で歩行者がはねられる事故相次ぐ　1人死亡1人重体　富士市と静岡市

　９日夜、静岡県富士市と静岡市清水区で歩行者がはねられる事故が相次ぎ、１人が死亡、１人が意識不明の重体です。

　９日午後８時ごろ、富士市松岡の県道で、道路を横断していた男性が軽トラックにはねられました。警察によりますと、はねられたのは高齢の男性で、意識不明の重体で病院へ搬送され、その後死亡が確認されました。軽トラックを運転していた男性会社員（５９）にけがはありませんでした。付近に信号や横断歩道はなく、現場は片側１車線の直線道路でした。

　一方、９日午後７時ごろ、静岡市清水区宮加三で道路を渡っていた男性が軽乗用車にはねられました。警察によりますと、はねられた男性は清水区に住む３９歳の会社員で、頭を強く打って意識不明の重体です。軽乗用車を運転していた駿河区の２４歳の女性は右手に軽いけがをしたと見られています。警察が当時の状況や事故原因を調べています。