三宅島漁船衝突事故 行方不明になっていた神奈川県の30代の男性は遺体で発見

東京都三宅島の阿古漁港付近で、漁船が消波ブロックに衝突し、30代の男性が転落して行方不明になっていた事故で、男性は発見されましたが死亡が確認されました。

 静岡県の下田海上保安部によりますと、18日午後5時半ごろ東京都三宅島の阿古漁港付近で、男性2人が乗った漁船「大浦丸」(9.7トン)が消波ブロックに衝突し、神奈川県の30代の男性が転落し、行方不明になっていました。

 海上保安部では、巡視艇「いずなみ」と航空機で男性を捜索していて、およそ3時間後に特殊救難隊員が阿古漁港内でうつぶせの状態で浮いている男性を発見しました。

 男性は心肺停止の状態で、その場で死亡が確認されました。

 下田海上保安部によりますと、当時風が強く海はかなり荒れていたとみられます。

下田海上保安部
下田海上保安部