留置施設で警察官の髪の毛引っ張ったか…78歳の自称・デザイナー現行犯逮捕 「マスクは引っ張ったが髪の毛はつかんでいない」 静岡・下田警察署
静岡県南伊豆町で町民憲章が書かれた鉄塔に塗料を塗ったとして逮捕された78歳の男が26日、留置施設で警察官の髪の毛を引っ張ったなどとして現行犯逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、南伊豆町一條の78歳の自称・デザイナーの男です。警察によりますと、男は26日午後3時ごろ、下田警察署の留置施設で30歳の男性巡査長の髪の毛を引っ張るなどし、職務を妨害した疑いが持たれています。
男は南伊豆町加納の町民憲章が書かれた鉄塔に、スプレーで塗料を吹き付けた器物損壊の疑いで前日に逮捕されていました。
警察によりますと、男は警察署が貸し出している本を返さなかったため、男性巡査長が留置施設の居室に入り、本を回収しようとしたところ、犯行に及んだとみられます。
男は「マスクを引っ張ったことは認めるが、髪の毛はつかんでいない」と話しているということです。