昨夏の王者・静岡と県内ナンバーワン投手擁する静岡商 が激突へ あす準々決勝 静岡県高校野球大会
夏の高校野球はあすが準々決勝です。注目のカードは去年の夏の王者「静岡高校」対県内ナンバーワン投手擁する「静岡商業」。ライバル校が激突します。
夏の甲子園25回出場の静岡高校 7人が甲子園経験者
県内最多、夏の甲子園25回の出場を誇る静高は、プロ注目のショート・相羽寛太をはじめ、去年夏に聖地を経験した3年生7人が中心です。
三島北との初戦では相羽が2安打をマーク。さらに、4番・関宮楓馬が公式戦初ホームランを放つなど、8対1で快勝しました。チームは、その勢いで日大三島、知徳、三島南と東部の難敵を退けました。
静高 相羽:「自分たちの持っている力を出し切れるように全力を尽くしたい」 静高 関宮:「今までやってきたことをこの大会で全て出し切って、最後は優勝で終われれば一番いい」
MAX148キロ、プロ注目の高田擁する静岡商業
その静高の前に立ちはだかるのが、ライバル・静商。チームを支えるのはプロも注目する最速148キロ左腕・高田琢登です。今大会13イニングと3分の1を投げて奪った三振は23。県内ナンバーワンの評価にふさわしい投球で、チームを準々決勝に導きました。
静商 高田:「2年連続ベスト8の壁を乗り越えるために、ちょうど静高とやらせてもらえる」 静高打線とは5日に練習試合で対戦。7回を、わずかヒット1本、無失点に封じました。
静商 高田:「自分を静高は潰しにくると思う。練習試合と同様に、しっかり自分がエースとしてのピッチングを果たして、ゼロで抑えて勝てるようにしたい」
静高 相羽:「速球が高田投手の持ち味。その速球に振り負けないように、しっかり準備していきたい。レベルの高いピッチャーと試合ができるのは、自分にとっても楽しみ」