JR焼津駅のホームに車が…アクセルとブレーキを踏み間違えフェンスを突き破る 静岡・焼津市
JR焼津駅のホーム前の線路に70代の男性が運転する車が進入しました。男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
1日午後4時ごろ、静岡県焼津市のJR焼津駅の非常ボタンが押され、職員が確認したところ、線路に侵入した普通乗用車を発見しました。
普通乗用車を運転していたのは焼津市に住む70代の男性で「フェンス沿いの駐車場にとめようとした時に、アクセルとブレーキを踏み間違えて、フェンスを突き破った」と話しているということです。
車と列車の接触はありませんが、車が線路をふさぎ列車が通れなくなっているため、東海道本線は静岡~掛川駅上下線で運転を見合わせています。
現場のJR焼津駅に片山記者がいます。片山さん!
片山真人アナウンサー
「事故発生から2時間以上が経過しましたが、まだ車は焼津駅の線路上に取り残されたままです。前輪と後輪で線路をまたぐような形で車は止まっています。30分前にレッカー車がやってきて、作業の邪魔になるようなフェンスを撤去した後は、車を取り除くために車輪の下にシートを敷いています。運転していた焼津市在住の70代の男性は、フェンス沿いのマンションの駐車場に車を止めようとしたところ、アクセルとブレーキを踏み間違えたと話しています。男性は軽いけがをしましたが、命に別状はないということです。マンションの住民を始め、駅のホームからも心配そうにこの作業を見守っています。白い車から100メートルほど静岡方面には1台の車両が残っていますが、JRによりますとすでに乗客は避難済だということです。そして運転見合わせの影響で、東海道線を利用する予定だった方はもちろん、電車を使えず親を迎えに読んだという高校生に話を聞きましたが、駅周辺渋滞が発生していてなかなか来ないと話していました。影響が広がっている焼津駅の車両事故。JRによりますと、この後車両を撤去し、安全を確認できれば午後7時が運転再開の目途だということです。」