次期選挙に出馬しない市長が副市長に「次の市長になってほしい」 静岡・掛川市
任期満了に伴い来年行われる静岡県掛川市の市長選に松井三郎市長は出馬せず、久保田崇副市長が出馬する方針を固めたことが分かりました。
現在3期目の松井三郎市長(74)は、2日の市議会で、来年春に行われる市長選に出馬せず、今期限りで退任すると表明しました。
静岡県掛川市 松井三郎市長:「次期市長選については、新しいリーダーに掛川市のかじ取りをお願いし、市民とともに新たな時代を、品格ある掛川市をつくっていただきたい」
この市長選に新たに久保田崇副市長(44)が出馬する意向を固めたことが分かりました。午前、久保田副市長本人が取材に応じ、先週、松井市長本人から「次の市長になってほしい」と、出馬の打診があったことを明らかにしました。
久保田副市長は、掛川市出身の44歳。元内閣府職員で、東日本大震災後には岩手県陸前高田市で副市長を4年間勤め、去年、掛川市の副市長に就任しました。
掛川市長選には榛村航一市議(52)と東堂陽一県議(64)も出馬の意思を示しています。