島田市「どうだん原」のドウダンツツジ紅葉進む…宿泊施設は紅葉シーズン心待ちで音楽イベントも開催

 静岡県内各地で続々と始まっている紅葉。

 島田市でも秋の訪れを感じることができる場所が…

西尾梓アナウンサー:
「島田市の千葉山にあります“どうだん原”です。こちらではドウダンツツジが赤く染まっています。道の真ん中、紅葉に囲まれて、そしてこの近さで楽しむことができるのもこの場所の魅力です」

画像: 島田市「どうだん原」のドウダンツツジ紅葉進む…宿泊施設は紅葉シーズン心待ちで音楽イベントも開催

紅葉眺めハイキング楽しむ人も

 島田市にある「千葉山」。 標高496mの低山です。

 そのハイキングコースにある「どうだん原」は今、所々で紅く色づいた秋ならではの景色を見る事ができます。

 「どうだん原」は県内有数のドウダンツツジの群生地として有名で、その数はおよそ8000本だといいます。

 赤く染まったドウダンツツジに囲まれ、全身で秋を感じながら、ハイキングを楽しむことができるこの場所。

 8日も、紅葉を眺めながらハイキングを楽しむ人の姿がありました。

ハイキングに来た人:
「自分は2回目。やっぱりこのどうだん原のきれいな紅葉を見たくて来た。私はきょう初めて来た。彼に『いい場所があるよ』と教えてもらって。こんなにも、紅葉がきれいだと思わなかったので、来てよかったなと思っている」

ハイキングに来た人:
「いつもここは赤くなるってテレビでもよく言われているので、きょうは来てみた。ほかよりも(紅葉が)早いからドウダンツツジは早めに楽しめていい」

 なかには毎年訪れているという人も─

ハイキングに来た人:
「毎年来る」

Q.春と秋に?
「そうです2回。きれいですね今年は。春は白い花が咲くが、秋は秋でまたきれい。天気もいいし最高じゃないかな、きょうは。絶好の紅葉狩り」

 モミジとは、またひと味違う紅葉を思い思いに楽しんでいました。

画像: 紅葉眺めハイキング楽しむ人も

宿泊施設「コロナ禍前に戻ってきた感じ」

西尾梓アナウンサー:
「ハイキングコースを登って千葉山の頂上近くまで来ました。きょうは平日で午前中の時間帯ですが、駐車場は満車状態となっています」 

 ハイキングコースとして人気の「どうだん原」ですが近くまで車で来ることができるということもあり、このシーズンの駐車場は様子が変わるといいます。

スカイペンションどうだん 北澤俊孝 オーナー:
「紅葉シーズンではない時はお昼も一人も人がいない時もあるが、今は大変たくさんの方が来ている」

 こちらは千葉山の頂上近くに店を構える「スカイペンションどうだん」。

 1日2組限定の宿で、島田市を一望できる景色と創作料理が人気です。

 宿でも紅葉シーズンの到来を心待ちにしていたといいます。

スカイペンションどうだん 北澤俊孝 オーナー:
「紅葉シーズンはたくさんの予約をいただいている。(コロナ禍は)だいぶお店にも人が入ってこなかった時期なので、大変たくさんの人が来てくれていて本当にうれしく思っている。コロナ禍前に戻ってきた感じ」

画像: 宿泊施設「コロナ禍前に戻ってきた感じ」

「こんないいところがあると知ってもらいたい」

 また今年はこんなイベントも企画しているといいます。

スカイペンションどうだん 北澤俊孝 オーナー:
「今年はコロナ禍でできなかった音楽イベントをやろうと思う。元々音楽あり、マジシャンの方が来るというイベントだったが、今回は音楽一本でやろうと思った」

 こちらではコロナ禍前、紅葉をより楽しめるようにと出店やマジシャンなどを呼んで、来た人をもてなしていました。今年は音楽と共に紅く色づいたドウダンツツジを楽しむことができます(音楽イベント:Autumn Live 11月27日(日) 10:00~14:00 どうだん駐車場)。

スカイペンションどうだん 北澤俊孝 オーナー:
「紅葉のシーズンでたくさんの人に見てもらいたいと思って、この時期に設定した。ハイキングの方も来ていただきたいが、ここを知らないお客さんなど、こんないいところがあるんだよということを皆さんに知ってもらいたいと思う」