アタミロープウェイが緊急停止　従業員13人が2時間閉じ込められる　全員救出されけが人なし

人気観光地が一時騒然としました。２５日朝、静岡県熱海市のロープウェイが緊急停止し、ゴンドラに従業員１３人がおよそ２時間取り残されました。１３人は全員救助されけがはありません。
難波亮太記者:
「ゴンドラが緊急停止したことを受け、アタミロープウェイは　臨時休業となっています」

　２５日午前１０時ごろ、熱海市和田浜南町のアタミロープウェイで、従業員から「ゴンドラが止まって中に人が閉じ込められている」と消防に通報がありました。

　運行会社などによりますと、午前９時ごろ営業開始前にスタッフや清掃員ら１３人が乗って山麓駅を出たゴンドラが、山頂の駅のおよそ２０メートル手前で停止したということです。

　消防や警察が救助にあたり、およそ２時間後の午前１１時１５分ごろ、１３人全員を救助しました。

　体調不良を訴える人もいましたが、全員けがはないということです。

　原因はまだ特定できていないということです。

アタミロープウェイ　藤原清示支配人:
「ゴンドラからの脱出訓練はしているが、上の駅の近くで止まったので、自力では対応できなかった」　　　　」

　営業再開は設備の安全が確認されて以降になるということです。