静岡県知事選挙2日目の各陣営の訴え①
その静岡県知事選挙は17日間の選挙戦です。立候補しているのはこちらの6人です。それぞれの陣営が訴えを続けています。
10日は、「オール静岡」とプリントされた白のポロシャツ姿。
伊豆市を訪れたのは、無所属で自民党が推薦する、元副知事の大村慎一さんです。
集会では、パネルを使いながら伊豆半島を防災特区として国に申請する方針を明らかにしました。
特区への指定で、伊豆縦貫道の整備や狩野川放水路の拡充などの予算獲得を促進できると主張。
県東部を重視する姿勢をアピールしました。
大村慎一氏
「きょう伊豆半島の防災特区を申し上げましたが、能登半島地震の経験も生かしながら、伊豆半島の防災を強化しなければいけない」
大村慎一氏2日目
大村さんは9日夜も、県東部の沼津市で出陣式を開きました。
会場には、沼津市の頼重市長はじめ、東部から12人の市長・町長が集結。
大村慎一氏
「心強い応援です。東部・伊豆のために頑張ります」
多くの自民党県議も駆け付けました。
杉山盛雄県議:
「おまえしっかりやれよ、最後まで」
大村慎一氏
「沼津、よろしくお願いします」
大村さんは、川勝県政が県民不在の県政だったと批判しました。
大村慎一氏
「これまでの県政、皆様の声は届いていましたでしょうか。東部の声は届いていましたでしょうか。(聴衆:届いてなーい)伊豆の声はとらえていましたでしょうか、どうでしょうか。(届いてなーい)。大きな企業、大きな声だけでなく、みんなの声がしっかり届く県政。私は中部出身だが、東部、西部、みんなのために仕事をしなければいけない。そして、一番これまで声が届きにくかった東部伊豆のために頑張る知事になる。よろしいでしょうか」
リニア推進のために1年以内に結果を出すことや、県予算の組み替えを訴えました。
大村慎一氏
「もう一つ話題になっている浜松のドーム球場370億円以上かかります。このドームありきの議論をゼロベースで見直します。東部伊豆は道路も良くしなければならない。観光、防災、いろんな課題がある。そのためにもっと有効に予算を使っていきたい。いかがでしょうか」
勝敗のカギを握るともいわれる県東部地区。
自民党の細野議員も、東部に配慮するよう求めました。
細野豪志衆議院議員
「静岡市も大事でしょう。浜松市も大事でしょう。しかし、この2市は政令市ですから。県知事の最大の仕事は東部をしっかりと盛り上げていくことだと私は思っている。東部の知事として頑張ってくれることを約束してくれたから応援をしたので、大村さん、約束を守ってくださいね」
大村慎一氏
「頑張ります」
若林洋平参議院議員
「今までの県政を続けるのか。そこから脱して、新しく刷新で大村さんが頑張れるのか。その選挙じゃないですか、皆さん。やっと私もこの場に立って言える日が来た。御殿場はコシヒカリだけじゃない!」
「オール静岡で大村候補を静岡のリーダーにするために、ガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!」