静岡県知事選挙あさって投票日③各候補者の主張に透けて見える川勝前知事の存在

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 共産党公認の森大介さん。

 24日午前、浜松市天竜区で買い物客らに向けて訴えました。

森大介候補:
「皆さん、私、この選挙戦、スローガンを掲げて訴えてまいりました。リニア・原発を許さず、暮らし・福祉最優先の県政であります。岐阜県の瑞浪市においてリニアのトンネル工事の影響で井戸水やため池が水枯れをするニュースが飛び込んでまいりました。決して人ごととは思えません」

 森さんはリニア新幹線の建設中止、浜岡原発の廃炉に最も重きを置く一方で、子育て支援をはじめとした福祉政策の予算を拡充するとアピールしています。

森大介候補:
「県民の皆さんに冷たい税金の使い方を私は暮らし・福祉最優先に切り替えまして、子育て支援では18歳までのお子さんの医療費の窓口負担、学校給食費、国民健康保険料の均等割の負担、この3つを0にしてまいります」

 リニア問題や浜岡原発について、川勝県政を引き継ぐ立場と話します。

森大介候補
「静岡にとっていいことは一つもないんだと。62万人の流域の皆さんの命あるいは暮らしに関わる死活問題だということで、当初推進を言っていた方たちも主張が変化してきているのかなと思っています」

 諸派の横山正文さんは、リニア新幹線工事の即時着工や先端産業の企業誘致などを訴えています。

 無所属の村上猛さんは、リニア事業を初期から再検証すると主張していて、政見放送のみでの選挙戦。

 無所属の浜中都己さんは、誰もが生きやすい社会を作りたいとして、請願権の拡充を掲げています。

 次代の静岡を担う、県のリーダーは誰に…。

 静岡県知事選挙は26日投開票です。