「着工は地元の理解が前提」　リニア工事水問題でJR東海が大井川流域10市町に回答　静岡県

　リニア新幹線工事の水問題では、3月、大井川流域の10市町がJR東海に対し、地元の理解なしに工事に着工しないことを求める要望書を提出していました。

　これに対し、15日、JR東海が書面で回答。流域住民の理解が前提であるとしたうえで、今後、適切な段階で流域市町に説明していきたいとしています。リニア問題をめぐっては、南アルプスのトンネル工事による大井川流域への影響について、国の有識者会議で議論が続いていて、17日も11回目となる会議が開かれる予定です。