26日も静岡県内厳しい冷え込み 伊東市一碧湖では気嵐(けあらし)も
強い寒気の影響で、県内はけさも厳しい冷え込みとなりました。
東京都から:
「神秘的ですよね」
伊東市の一碧湖では、気嵐(けあらし)が見られました。
暖かい水面に冷たい空気が流れ込み、その温度差で霧が発生。
26日のように放射冷却が強まった日にしか、見ることができない現象です。
東京都から:
「少しうっすらと上の方に霧のように立っているのは珍しいですよね。こういう寒いときは10年に一回というが見られてよかった」
仙島英明カメラマン JR御殿場駅 午前6時半:
「午前6時30分の御殿場駅前です。外にある気温計はマイナス8℃を表示しています」
御殿場市では今シーズン最低となる、最低気温マイナス8.5℃を記録。
25日よりも厳しい寒さとなりました。
通学する高校生:
「手袋がないとやっていけないぐらい寒いです。中にヒートテック着て、いつもマフラーしてないんですけど、しています」
通勤する人:
「寒いです。ヒートテックとニットとコート着て、マフラーして、あとカイロ貼っています」
26日県内では静岡市葵区井川でマイナス8.5℃、川根本町でマイナス7.0℃、浜松市の佐久間(さくま)でマイナス6.2℃、三島でマイナス5.4℃など、19の観測地点のうち、7地点で今シーズン最低となりました。
森町の山あいにある三倉地区。
地区に1軒しかないというガソリンスタンドには、けさも灯油を買いに訪れる人たちが―
灯油を買いに来た人:
「今年は相当な寒波が来ているので、当然灯油はたくさん使う。エアコンももちろん共用して使うが、灯油の方がやっぱり暖まるような気がする」
灯油を買いに来た人:
「きのう きょうすごく寒い。エアコンつけて、コタツつけて、石油ストーブもつけている」
寒さはきょうがピークとみられ、あす以降は平年並みの気温となる見込みですが、あすは県内広い範囲で雨となる予報で、山地では雪が降り積もるところもありそうです。