売却目的でネットバンキングの口座を開設し他人に譲り渡す 26歳の男逮捕 静岡県警

 売却目的でネットバンキングの口座を開設し、他人に譲り渡したとして、静岡県警は、山梨県に住む26歳の男を逮捕しました。

 詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、山梨県甲斐市に住む無職の男(26)です。警察によりますと、男は去年2月ごろから6月ごろまでの間、売却目的で5つの金融機関のネットバンキングの口座を開設し、何者かに口座情報などを送信した疑いがもたれています。

 金融機関からの相談を受けた警察が捜査したところ、男が開設した口座に何者かが犯罪収益を送金していたことが分かったということです。男は容疑を認めています。

 警察は、男が口座の売却でいくら収益を得ていたかや、余罪についても捜査を続けています。

 静岡県警は、「犯罪の温床となる不正な口座の開設や譲渡などの行為については、今後も徹底して取り締まる」としています。

静岡県警本部
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