住宅のリフォーム詐欺事件だまし取った金が暴力団に渡った疑いで神奈川県の暴力団事務所を家宅捜索 静岡県警
静岡県東部の男性にうその説明をして、必要のない屋根の修理費用をだまし取ったとして、男5人が逮捕された事件で、静岡県警はだまし取った金が暴力団に渡っているとみて、事務所を家宅捜索しました。
板垣亮記者:
「県警の捜査員がこれから事務所の家宅捜索に入ります」
家宅捜索が行われたのは、神奈川県藤沢市にある稲川会十一代目堀井一家の事務所です。
この事件は、東京都府中市に住む建設業の男ら5人が去年12月、県東部の2人の男性の自宅を訪れ、「屋根の塗装が剥げていて雨漏りの原因になる」などとうその説明をして、修理費用として合わせておよそ65万円をだまし取った疑いで、逮捕されているものです。
警察の調べでは、5人の犯行とみられる被害が10件以上確認されていて、被害額は500万円以上にのぼるということです。
警察は5人が得た利益が暴力団に流れ、資金源になっていたとみて調べを続けています。