多感な子どもたちに自らの命の大切さを知ってもらいたい「SOSの出し方講座」で子どもの自殺を防止 静岡・函南町

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子どもの自殺防止の対策事業として、静岡県函南町の小学校で「SOSの出し方講座」が開かれました。

 函南町では多感な思春期の子どもたちに自らの命の大切さを知ってもらおうと、「SOSの出し方講座」を実施しています。

 丹那小学校で開かれた講座には、4年生から6年生までの25人が参加。

 スクールカウンセラーで公認心理師の羽畑あい子さんがコミュニケーションの取り方などを指導しました。

 児童たちは2人一組で最近うれしかったことをしゃべり合いながら、相手の話を聞いたり相手の良いところを話し合ったりと、コミュニケーション能力を高めていました。

小学6年 女子:
「(ストレスなどを)ためすぎないで、しっかりSOSを大人や友達に出して、友達の出したSOSも受け止めたいと思った」

公認心理師 羽畑あい子さん:
「友達のサポート、そして家族の見守り、これが一つになり思春期の危機を上手に乗り越えていってもらいたい」