2024年夏季期間中の静岡県内の入込客数は前の年の97.6%にとどまる

 2024年の夏季期間中の静岡県内主要観光施設の入込客数が、前の年より減少したことがわかりました。

 静岡県によりますと、2024年の夏季期間中(7月1日~8月31日)の主要観光施設(42施設)の入込客数は、425万137人で、前年比97.6%でした。

 主要観光施設のうち前の年より増加したのが、静岡市の「エスパルスドリームプラザ」(前年比125.9%)、静岡市の「静岡県立美術館」(前年比125.3%)、富士宮市の「富士山世界遺産センター」(前年比123.7%)など13施設ありました。

 一方で浜松市の「浜松市動物園」(前年比48.2%)、静岡市の「静岡市歴史博物館」(前年比65.7%)、静岡市の「久能山東照宮」(前年比68.1%)など29の施設で減少しました。

 県は減少した要因について、「連日の猛暑により屋外施設の入込客数が減少した」ことや「南海トラフ地震臨時情報発令や、8月下旬の台風による公共交通機関の運休の影響により、入込客数が減少した」と分析しています。

2024年夏季期間中の静岡県内の入込客数は前の年の97.6%にとどまる