2人の作業員に静岡県警から感謝状 落石で孤立した観光客の救助活動に貢献
静岡県川根本町で9月に起きた落石で、孤立した観光客の救助活動に貢献したとして、2人の作業員に感謝状が贈られました。
静岡県警の津田本部長から感謝状を受け取ったのは、山下利治さんと高田直巳さんです。
9月、川根本町の観光地、夢のつり橋に続く遊歩道が落石で寸断され、観光客など34人が孤立しました。現場近くで作業していた2人も孤立しましたが、臨場できない警察官に代わり、救助が必要な人の数を伝えたり、作業所を開放し、水や休憩場所を提供したりなど、救助活動に貢献しました。
●県警察本部 津田隆好本部長:
「機転を利かせていただいて、自主的に活動をやっていただいたのがありがたく思っています」
●高田直巳さん:
「人の命というのは大事だということがわかって、いち早くできれば避難してもらいたいと動きました」
●山下利治さん:
「こんな嬉しいことはないですね。光栄に思いました」