静岡県の産業成長戦略を話し合う会議 2025年度の戦略の骨子案が示される
静岡県の産業成長戦略を話し合う会議が県庁で開かれ、2025年度の戦略の骨子案が示されました。
会議には鈴木知事や県内の経済団体のトップらが出席しました。
骨子案では、人手不足の対策として、就職を控えた学生に県内企業を知ってもらうための働きかけを強化することやデジタル技術を使った生産性向上などが盛り込まれました。
また県東部や伊豆地域へのスタートアップ企業の誘致や、山梨県と連携した水素利活用の促進なども示されました。
出席者からは「どんな企業を誘致するか将来性なども踏まえ絞り込むべき」「今後増加が見込まれる外国人労働者が安心して定住できる環境の整備が必要」といった意見が出されました。
県は今後、具体的な施策を検討し、2025年2月の会議で2025年度の成長戦略案を示す予定です。