「のどにポリープができて診察してもらっている」息子を名乗る電話で現金200万円をだまし取られる
浜松市に住む80代の女性が、息子を名乗る電話で現金200万円をだまし取られる、オレオレ詐欺事件がありました。
警察によりますと、25日午後1時ごろ浜松市中央区に住む80代の女性の家に、息子を名乗る男から「のどにポリープができて診察してもらっている」「携帯電話とキャッシュカードが入った財布を置き忘れてしまった」「仕事で支払いをしなければならないがキャッシュカードを失くしたので支払えない」「200万円用意できないか」などと電話がありました。
その後、息子を名乗る人物から複数回電話があり、女性は自宅を訪ねてきた息子の勤務先の同僚と名乗る人物に、現金200万円を手渡したということです。
女性は夫と長男、長男の妻と4人で暮らしていて、帰宅した息子に確認したところ、詐欺に気づいたということです。
警察は「『お金を貸してほしい』という電話は詐欺。
親族を名乗る電話でも安易に信用せず、必ず本人に確認してください」と呼びかけています。