新たなごみ処理施設の建設費や運用方法について協定を結ぶ 静岡・沼津市と清水町
静岡県沼津市で整備が進む新たなごみ処理施設の建設費や運用方法について、沼津市と清水町が協定を結びました。
4日、沼津市役所で頼重秀一市長と関義弘清水町長が協定書に調印しました。
新たな処理施設はすでに敷地造成工事が始まっていて、2026年度に本体工事に着工し、2029年度の稼働を目指します。2050年3月までの運営費や維持管理費などを含む総事業費はおよそ500億円になります。
協定では建設費の負担割合を定めたほか、清水町で出た災害ごみを受け入れることや町民のごみの自己搬入を認めることなどが盛り込まれました。
建設をめぐっては一部の住民が、建設費の支出差し止めを求めて提訴していて、現在も静岡地裁で係争中です。