サッカーJ1ジュビロ磐田 最下位の鳥栖に完敗 4度目のJ2降格が決まる

 サポーターの祈りは届きませんでした。サッカーJ1の最終節が8日行われ、ジュビロ磐田は最下位の鳥栖に完敗。4度目のJ2降格が決まりました。

 J2降格圏の18位に沈むジュビロ。J1残留には勝利が絶対条件です。

【林輝彦アナウンサー】:
「試合がはじまりました、ほとんどの人がサックスブルーのユニフォームを着て戦況を見つめています」 

 残留を後押ししようと、静岡県磐田市は急きょパブリックビューイングを決め、参加者120人がアウェーの地へエールを送りました。

 そのジュビロは前半8分、右サイドからクロス。松原がおさめて右足で狙いますが、相手キーパーに左手一本で防がれてしまいます。
 すると16分、鳥栖に中央から崩されて最後は富樫。手痛い先制点を許すと、30分にも同じように中央から崩され、残留が遠のく2点目を失います。

 流れをかえたいジュビロは後半、今季限りで引退するキャプテンの山田を投入。

 山田は29分、跳ね返りを右足ボレー。しかし、キーパーの正面を突き、ゴールを奪えません。

 ジュビロは最下位の鳥栖に0-3で完敗。わずか1年でJ2に逆戻りとなりました。

○山田大記選手:
「今シーズンみんなで必死に戦ってきた中で最終的にこういう結果になってしまったのは本当に力不足ですし、応援してくれる支えてくれるみなさんに申し訳なく思っています」

○横内昭展監督:
「間違いなく成長している部分もあるそれは信じてほしい。ただやはりいろんな部分で足りない部分もある。そこはもう1回強くなってまたこのリーグに帰ってこようと(選手に)話した」

○PVの磐田サポーター:
「ただただ悔しいですね。ジュビロはJ2にいるようなクラブじゃないと思うので、また1からチーム作って僕たちは全力で応援するだけなんで、頑張りたい」

磐田市でパブリックビューイング
磐田市でパブリックビューイング