山林火災に対応する特別な機材が静岡・三島市消防団へ貸与
山林火災に対応する特別な機材が、箱根山組合から静岡県の三島市消防団へ貸与されました。
三島市役所で行われた貸与式には、三島市など6つの市と町で作る箱根山組合の管理者である、豊岡武士三島市長をはじめ関係者10人が出席しました。
山林火災は地理的条件により消火活動が困難な上、焼失面積が大きくなる可能性があります。
2024年は空撮現場の温度を可視化でき、山林火災の延焼状況等の詳細な把握や山岳遭難での捜索にも活用可能な「サーマルカメラ付ドローン」一台が貸与されました。
豊岡武士市長は、地域の財産である箱根西麓の災害予防の向上につなげていく狙いを伝えていました。
●三島市消防団 団長 風間浩さん:
「焚火をしていたりとか何かを燃やしていた残り火が火種になっているケースが多いのでこれからの季節、火が消えたつもりではなく最後に本当に火種が消えた事を確認していただきたいと農業や山に係る人たちには気を付けていただきたい」
三島市消防団ドローン隊は2022年度に発足し、現在18人の隊員がいます。