岸田新内閣の顔ぶれに 与党「全員野球内閣」「バランスの良い内閣」 野党「未知数内閣」「変わらない自民党内閣」 静岡県
4日、国会で首班指名選挙があり、岸田新総理が誕生しました。解散・総選挙の日程も急きょ、具体化し、与野党の間に緊張が走っています。
根方ゆき乃記者:「国会前です。まもなく首班指名選挙が行われます。さきほど岸田総裁が今月31日投票の日程で、衆院選を行う意向を固めたというニュースが入り、県内議員らも情報収集に追われていました。国会は風雲急を告げています」
4日午後1時、衆議院本会議で、総理大臣を選ぶ首班指名選挙が行われました。
岸田新内閣の顔ぶれです。20人の閣僚のうち、13人が初入閣となりました。静岡県選出の国会議員の入閣はありませんでした。
岸田新内閣の顔ぶれについて、各党の県連代表である国会議員たちは…。
自民党 城内実県連副会長
Q.一言で表すと何内閣?
A.「そうですね…、一致団結 全員野球内閣とでもいいましょうか、本当に若い国会議員の抜擢もあり、私は非常にバランスの良い内閣ではないかと思う」
公明党 大口善徳県本部代表
「国民の声を聞く内閣。若手、中堅、ベテランがバランスよく配置された布陣だと思う」
立憲民主党 渡辺周県連会長
「未知数内閣ですよね。初入閣の方が13人いて、コロナの収束に向けて西村氏とか田村氏とか、この問題の中心になった方々が今回その任にあたらなくなったということでは、コロナ対策大丈夫なのかという不安はあります」
国民民主党 榛葉賀津也県連会長
「変わらない自民党内閣。森友・加計学園、桜を見る会、そしてご自身も関係のあった河井案里参院議員の不正問題、こういう問題を新しい総理自らが解明究明する、その気概なくして自民党を変えることは出来ないと思う」