「まん延防止」解除初日の夜 静岡市の繁華街 ネオンの明るさ戻るも客足は…

きのう、22日まん延防止措置の解除初日の夜を迎えた静岡市内の様子を取材しました。飲食店からは「普通に」営業できることへの喜びの声が聞かれました。

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「まん延防止」解除初日の夜 静岡市の繁華街 ネオンの明るさ戻るも客足は…

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居酒屋本来の光景が…

静岡市最大の繁華街・両替町。3連休明けの平日ということもあってか、昨夜の人通りはそこまで多くありませんでした。
 それでも、飲食店は、解除を待ちわびていました。

伊地健治アナウンサー:「いま夜8時を過ぎたところです。店員さんがレモンサワーを2つ持っています。まん延防止措置が解除され、これまでは8時だったお酒の提供が8時を過ぎたこの時間でも可能になりました。新規のお客さん2人にいまレモンサワーが運ばれました」

 JR静岡駅近くの静岡ゴールデン横丁にあるこちらの店では、まん延防止期間中に休業していて、きのう2カ月ぶりに店をオープン。夜9時近くになっても、お酒を楽しむ客の姿がありました。

静岡市と伊東市民 20代:「まん延防止が解除されてじゃあ飲みに行こうみたいな。1軒目行ってきたんで軽く飲もうかなっていう感じで来た」「飲みやすい。飲みやすいよね、行きやすくなった。お店もやっているので、ここ行きたいなってところに行けるので」

 心待ちにしていた営業再開ですが、万全な状態ではないと言います。8人いたアルバイトは長引くコロナ禍で営業が苦しくなったこともあり全員が辞めてしまい、当面は従業員3人で店を回すことになるといいます。

 今後の客足も気になるところですが、“ただ普通に”営業できる、その喜びが勝っているようです。

「やっとこの日が来たか…」

やきとり元気 
川端信行オーナー:「やっとこの日が来たかという、そんな気持ち」

Q.きょうはどんな気持ちで焼き鳥を焼いていた?

川端オーナー:「うまく焼けているのかなとか、どう思われているのかなと、そればかり気にしていた。本来ならお客さんを気にしないといけないけど。個人的には3日動かないだけでも不安になるので、2カ月というとかなり焼いていないイメージになっている」

 きのうは営業を開始した午後5時からの4時間で、4組の客が訪れました。店は少しずつ日常に戻っていくことを期待しています。

川端信行オーナー:「(常連から)LINEをいただいたり、電話をいただいたり。近々お越しいただくという返答もいただいている。逆にパっと来られても、こちらの体制だったり、あとは感染(への心配)もあるので、徐々に来てくれたらいいと思っている」