濃硫酸が工場から流出　市などは水路に近づかないよう注意呼びかけ　浜松・北区の日本ケイカル

　浜松市北区細江町の保温材メーカー「日本ケイカル」では、15日から16日にかけて濃硫酸が工場内の土壌に浸透し、一部が水路にも流出しました。
　日本ケイカルなどによりますと16日から濃硫酸が水路へ漏れ出すを防ぐため、土のうを設置し水をまいて濃度を薄めるなどの対策を講じていますが、17日朝周辺の水路で計測した際にはまだ酸性の強い状態を示していたということです。
　午後も土のうの積み増しや汚水の回収などを行う予定で「流出現場付近の水路には近づかないでほしい」と引き続き注意を呼びかけています。