静岡・清水港で乗客を救助する訓練が行われる 客船で火災が発生した想定
静岡県の清水港では客船で火災が発生した想定で、乗客を救助する訓練が行われました。
訓練には清水海上保安本部や消防など5つの機関からおよそ70人が参加。清水港で駿河湾フェリーの機関室から出火した想定で行われました。
訓練では乗組員が初期消火を試みますが、火の勢いはおさまらず、海保と消防に消火と乗客の救助を要請します。
●県旅客船協会田島昇事務局長:
「船は特殊な空間なので、訓練をやることによって大型客船の対応もできればと思う」
そして煙を吸って重症を負った乗客を海保のヘリコプターがピックアップして、病院へ搬送したり海に転落した乗客を救助艇を使って引き上げ病院へ搬送したりする訓練などが行われました。