【新型コロナ】1回目接種後にクラスター…静岡市の高齢者施設 静岡県内23人が感染
15日、 静岡県内では新たに23人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。新たなクラスターも起きています。
新規感染者23人の自治体別の内訳は静岡市が7人で最も多く、次いで浜松市が5人、沼津市と長泉町でそれぞれ2人などとなっています。
静岡市葵区の高齢者グループホームでは、きょうまでに入居者3人と職員2人のあわせて5人が陽性と判明し、新たなクラスターに認定されました。この施設では、今月2日に陽性になった5人も含めて、すべての入居者と職員あわせて33人が1回目のワクチン接種を終えていますが、一時的に免疫力が低下し抗体ができる前に感染が広がったとみられています。残る28人は陰性ということです。
県内では1週間の新規感染者が、人口10万人あたり6人前後で推移していて、緩やかではあるものの減少傾向は続いています。
一方、病床使用率は県西部で33.2%とひっ迫が続き、県全体では23.6%となっています。