大雨の夜中に大行列…静岡・森町の初夏の味覚『甘々娘』発売開始 警察は盗難を警戒し夜間パトロール
静岡県森町の初夏の味覚、トウモロコシ『甘々娘』の収穫と販売が27日朝から始まり、早速長蛇の列が出来ました。
大雨にも負けず、眠気にも負けず…
午前5時過ぎ、森町の鈴木農園には大雨にもかかわらずこの人だかり。
客:「トウモロコシ。甘々娘」(Q:何時から並んでいる?)「大体午前3時半」
お目当てはトウモロコシの『甘々娘』。その名の通り、とにかく甘いのが特徴で、森町の特産です。こちらの農園では、27日の初出荷に備え、まだ暗い午前4時半から収穫作業を始めました。摘み取られた甘々娘は次々とトラック積まれ店頭へ。そして午前6時、いよいよ販売開始です。
客:(Q:結構買いましたね?)「でも3袋まで(1人制限いっぱいまで)」
(Q:毎年楽しみにしている?)「そうです。毎年来ています」「味は甘い」
(Q:並んだ価値はあった?)「(うなずく)」
鈴木農園
鈴木弥代表:「これだけ雨の中、夜中から並んでいただいて、本当にありがたい。今年は去年よりじっくり育てているので、甘みもかなりのっているので、みなさんご期待ください」
甘々娘は7月いっぱいまで販売予定だということです。
警察は夜間パトロールを強化
そして、袋井警察署の警察官が甘々娘畑のパトロールを行いました。
袋井警察署署員:「皆さんも作業をしていて、見かけない車がありました
ら、どんどん遠慮なく110番通報してください」
去年6月、この周辺では甘々娘およそ3000本が盗まれる被害が起きています。これを防ぐため、袋井署では収穫が終わる7月末まで畑周辺のパトロールを強化するほか、夜間の検問も実施するということです。