「息子が暴れている」…事件前、夫の電話に殺害された女性 致命傷か…首には深い刺し傷 静岡市清水区の殺人事件
19日、静岡市清水区で59歳の女性が殺害された事件で、女性の首に致命傷になったとみられる深い刺し傷があったことが分かりました。また意識不明だった長男の意識が回復したということです。
19日、午後10時半ごろ、清水区蜂ヶ谷の住宅で、この家に住む59歳の女性が何者かに刺され、死亡しました。捜査関係者によりますと、女性の首には深い刺し傷があり、これが致命傷となったとみられていて、上半身の胸側にも刃物による複数の刺し傷があったことが分かりました。
事件直後には、この日帰省していた25歳の長男が、刃物で自分の腹部を刺し一時、意識不明の重体となっていましたが、その後、意識が戻ったということです。
また、事件前、女性は夫に「息子ともめている」とメールを送り、夫が電話をしたときには「息子が暴れている」と話していたこともわかりました。
長男は搬送時、「お母さんを刺しちゃった」と話していたということで、警察は、長男の回復を待って事情を聴く方針です。