静岡県立大学卒業式 学生生活の多くの時間をコロナ禍で過ごした卒業生が新たな世界へ旅たち

静岡県立大学の卒業式が行われました。学生生活の多くをコロナ禍で過ごした卒業生の新たな門出です。

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静岡県立大学卒業式 学生生活の多くの時間をコロナ禍で過ごした卒業生が新たな世界へ旅たち

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林輝彦アナウンサー
「間もなく式が始まります。スーツや袴など晴れ着に身を包んだ卒業生たちはほとんどがマスクをつけていますが、中にはマスクを外して笑顔で 仲間たちとの別れを惜しんでいる方もいます」

 静岡市のグランシップで行われた県立大学の卒業式。

 学部や短期大学部などの871人が巣立ちました。

 式典中のマスクの着用は個人の判断としました。

 また新型コロナ感染対策のため、保護者の出席は卒業生につき1人に制限。

 さらにコロナ禍前の2019年まで行われていた学部ごとの記念撮影は今年も行われませんでした。

卒業生代表 食品栄養科学科4年 大畑実咲さん:
「当たり前の生活があたりまえでないことを実感し、間違いなく自分自身の糧になったと強く実感しています」

天野礼菜さん:
「学校に行かなくなって友達と会えない日々もそうですし、今まで当たり前にできていたことがありがたいことなんだ 気づかされました」

神﨑みなみさん:
「親とか色々な人に支えられてきたので、今度は自分が還元できるように明るい社会人になりたいと思います」

 学生生活の多くをコロナ禍で過ごした卒業生が、新しい世界へと歩みを進めます。