前日の暖かさから一転 静岡県内でも気温が低下 4日から5日にかけて警報級の大雪になる可能性も 

 3日は各地で雨が降った静岡県内。5日にかけて雪の注意情報も出されています。

●船引とわ記者:
「午前10時前の市役所前です。先ほどから雨は強くなったり弱まったりとかなり不安定な天気が続いています。強い風が吹いており、雨も横殴り状態です」

 前線に向かって湿った空気が流れ込んだ影響で、広い地域で雨となった3日の県内。寒気が流れ込んだことで、日中も気温が下がり続け、21℃を超えたきのうとは真逆の1日となりました。

 3日は全国的に気温が急降下。八王子などでは大雪注意報が出されました。暖かかった週末が嘘のような寒さ。東京都心でも雪が降り始めました。

 栃木県宇都宮市内の駐車場。車もすっかり雪で覆われます。栃木県北部でも大雪注意報が発表されました。静岡県内でも、季節は逆戻り。

 小山町にある道の駅「すばしり」でも断続的に雪が降りました。日が暮れるにつれて冷え込んでいる県内。県東部を中心に気温が下がっています。あすからは県中部・東部の山地を中心に、雪の予報が出ていて、午後には気象庁と国土交通省が合同で静岡県などでの大雪について、緊急の記者会見を開きました。

●気象庁の担当者:
「4日から5日にかけまして、静岡県では警報級の大雪になる可能性がございます」

 また、ネクスコ中日本によりますと、3日から5日にかけて、雪の降り方によっては県内の東名や新東名、中部横断道などで一部区間の通行止めが実施される可能性があるということです。

前日の暖かさから一転 静岡県内でも気温が低下 4日から5日にかけて警報級の大雪になる可能性も