土石流災害現場に隣接していた「第二の盛り土」土地所有者が土砂を撤去
静岡県熱海市で土石流が起きた現場の隣に不安定な状態で残っていたいわゆる「第二の盛り土」について、土地所有者が土砂などを撤去したことが分かりました。
土石流の発生現場に隣接する第二の盛り土。
起点付近にはソーラーパネルが設置され、茶色くなっている部分です。
県によりますと、住民から崩壊の恐れが指摘されてきたこの盛り土について、土地の所有者は今年2月から工事を始め、先週までにすべての土砂を撤去したということです。
撤去した土砂は5月末の完了を目標に、平らな伐採地に移し、植栽作業を進める予定です。
第二の盛り土の土地所有者は、土石流発生で崩れた盛り土の現在の所有者と同じで、県は引き続き指導を続けるとしています。