21日夜まで大雨に警戒が必要 5月雨量の半分以上降ったところも 静岡では20.2メートルの突風も 静岡県
静岡県内は低気圧や梅雨前線の影響で、20日午後から雨が降り出し、20日夜から雨脚が強まりました。21日夜にかけても警戒が必要です。
降り始めからの雨量は、藤枝市の高根山で207.5ミリ、静岡市葵区井川で165ミリなど、西部や中部の山間部を中心に多くなりました。5月ひと月に降る雨量の半分以上に達している地点もあります。
また、雨だけではなく風も強まり、最大瞬間風速は静岡で20.2メートルの突風が吹きました。
交通機関にも影響が出ています。大井川鉄道では20日夜、島田市の家山駅付近で倒木により架線が損傷しました。影響により現在、金谷駅から千頭駅までの全線で運転を見合わせています。復旧工事はあす22日までかかる見込みです。
県内の雨のピークは過ぎたとみられますが、引き続き土砂災害や河川の増水などに警戒や注意が必要です。