大災害から2年1カ月…最後の月命日の黙とう　来月「立ち入り禁止の警戒区域」解除　静岡・熱海市

　3日午前10時半ごろ、土石流災害の現場となった熱海市伊豆山地区には遺族や被災者らが集まり、犠牲者を悼み、黙とうを捧げました。

自宅が全壊した　太田滋さん：「復興のための工事が始まっていますけれども、どういうふうに進んでいくのかを確認しながら、自分もそれで早く戻りたいと思って、黙とうをしました」

　9月1日に立ち入り禁止の警戒区域が解除されるのに伴い、発災から2カ月後の月命日から毎月行われていた黙とうも今回が最後ということです。

　おととし7月に起きた土石流災害では、災害関連死を含めて28人が犠牲になっており、3日夜、4年ぶりに伊豆山港で行われる花火大会では、鎮魂の思いを込めた慰霊の花火28発が打ち上がる予定です。