29人死傷観光バス横転事故 バスの車体に異状なく事故原因はフェード現象との結論 静岡・小山町

静岡県小山町で観光バスが横転し、29人が死傷した事故で、バスの車体に異常がなかったことから、静岡県警は運転手がフットブレーキを使い過ぎたフェード現象が事故の原因と結論付けました。

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29人死傷観光バス横転事故 バスの車体に異状なく事故原因はフェード現象との結論 静岡・小山町

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 去年10月小山町須走の県道で観光バスが横転し、1人が死亡し10人が重傷、18人が軽傷を負いました。

 事故を受け、自動車メーカーは、バスのシフトチェンジ、エンジン、ブレーキ、アクセルペダルの4つの記録装置を取り出して解析したところ、性能や作動に問題はなかったとする報告書を警察に提出。

 警察は、バスの車体には故障が無かったと判断し、事故当時運転手がフットブレーキを使い過ぎたことによりブレーキが利きにくくなる「フェード現象」が発生したことが原因で事故が起きたと結論付けました。

 逮捕・送検されたバスの運転手は、処分保留で釈放されていて、警察は、現在も過失運転致死傷の疑いで捜査を続けています。