患者の児童の個人情報を31自治体に誤送信…禁止されている私物パソコンで作業しようとして 静岡・富士市

 静岡県富士市にある県の診療所の職員が、患者の個人情報が含まれるメールを誤って関係のない自治体に送っていたことがわかりました。

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患者の児童の個人情報を31自治体の法務担当課あてに誤送信…禁止されている私物パソコンで作業しようとして 静岡・富士市

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 県によりますと11日、富士市にある児童心理治療施設「吉原林間学園診療所」の職員が、患者の個人情報が含まれる資料を私物パソコンのメールアドレスに送る際、県内31自治体の法務担当課あてに誤って送信しました。誤って送られたのは、患者の児童1人の氏名や生年月日などの個人情報です。メールが届いた自治体の職員からの連絡で誤送信が発覚。メールはすべて削除され、外部への漏えいなどはないということです。

 個人情報を含む資料については、私物パソコンでの処理は禁止されていますが、職員は「自宅で報告書を作成しようとしていた」と話しているということです。