「ビットコインの収入を国税局に報告していなかった」 静岡・富士宮市で70代男性が息子をかたる男らから現金1330万円をだまし取られる
静岡県富士宮市で、70代の男性が現金1330万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
被害にあったのは、富士宮市に住む無職の70代の男性です。警察によりますと、8日、男性に息子を騙る男から「ビットコインの収入を国税局に報告していなかった」などと電話がありました。その後、電話は弁護士を騙る男に代わり「国税局に支払っていないお金があるのでお金を指定された住所に送るように」などと言われたということです。
男性は言われたとおりに、26日までの間に宅配便で送ったり、指定された口座に振り込むなどして、合計4回に分け、現金1330万円をだまし取られたということです。
その後、実の息子と連絡を取った男性が詐欺と気づき、警察に通報しました。
警察は「宅配便で現金を送れは詐欺です」「親族から急なお金を要求する電話は詐欺を疑い、直ちに家族や警察に相談してください」と注意を呼び掛けています。
