土石流被害地で新たに1人の遺体見つかる 台風接近による避難指示は解除 静岡・熱海市
土石流の被害を受けた静岡県熱海市では、27日新たに1人の遺体が見つかりました。
一部地区に出されていた「避難指示」は夕方に解除されています。
一部地区に出されていた「避難指示」は夕方に解除されています。
捜索活動は倒壊家屋が密集している地域と、逢初橋から伊豆山港までの地域を中心に、27日も700人態勢で行われ、新たに1人の遺体が発見されました。
遺体は伊豆山の般若院付近で見つかり、男性とみられるということです。
これで土石流による死者は22人となり、依然6人の行方がわかっていません。
また、熱海市は土石流によって住宅が全壊または半壊した人を対象に、公営住宅と民間賃貸住宅の申し込み受付を30日から始めると発表しました。
公営では県営住宅・市営住宅合わせて44軒が用意されていて、8月6日から順次入居できるということです。
民間の賃貸住宅も67軒用意されていて、いずれも30日から熱海市総合福祉センターで受付が始まります。
熱海市は台風8号の接近を受けて、26日から熱海市伊豆山の岸谷地区、仲道地区、浜地区に避難指示を出していましたが、午後5時に解除しています。
熱海市ではあすまで雨が降りやすい状態が続く見込みです。