この時期大人気の給食メニュー 生茶葉入りのかき揚げで季節を実感 静岡・袋井市
新茶シーズン真っ只中、静岡家袋井市の小学校では新茶の茶葉を使ったメニューの献立が給食に登場しました。
袋井東小学校。お昼、午前中の授業が終わりおまちかねの給食の時間です。きょうの献立は、肉じゃがと野菜のじゃこ炒め、それにかき揚げです。このかき揚げが特別メニュー。朝摘みとられたばかりの茶葉が使われています。
特別給食は食育の一環として行われ、地元の袋井茶に親しんでもらうため毎年新茶シーズンに市内の小学校や幼稚園で提供されています。きょうは市内のお茶農家・寺田直樹さんも駆けつけました。
茶農家
寺田直樹さん:「お茶は渋くて苦さもあるけど、きょうは栄養士さんたちがいろいろ試行錯誤してくれて、いろんな素材をいれてかき揚げにしてくれました。良いバランスになっているので、おいしく食べてください」
児童:「いただきます」
新茶の茶葉を使ったかき揚げ。その味は…。
1人目女子:「サクサクしていておいしかったです」
1人目男子:「いつもと同じかき揚げの味がして、おいしかったです」
Q:茶葉入りは?
1人目男子:「特別感があっていい」
余ったかき揚げはジャンケンで…。茶葉入りのかき揚げは大人気でした。
小林美穂子 栄養教諭:「季節を感じてもらいたいのが一番。もう一つは、袋井市はお茶がたくさんとれるのでそのお茶を子どもたちに食べてもらうことで、より袋井市を好きになってもらいたい」