静岡市の高校で今シーズン初の学級閉鎖 新型コロナウイルスとの同時流行に警戒を
静岡市の高校でインフルエンザによる学級閉鎖がありました。県内での学級閉鎖は今シーズン初めてで、県は新型コロナウイルスとの同時流行に警戒を呼びかけています。
インフルエンザで学級閉鎖となったのは、静岡市駿河区の高校の1クラスです。
39人の生徒のうち10人が、インフルエンザに陽性か同様の症状を訴えて欠席したため、28日から30日まで学級閉鎖となりました。
静岡県によりますと、インフルエンザによる学級閉鎖は、県内では今シーズン初めてで、
おととし3月以来2年8カ月ぶりということです。
新型コロナの感染者も増加傾向にある中、懸念されるのは同時流行です。
若年層や小さい子どもは、新型コロナよりインフルエンザのほうが症状が重くなる恐れもあるため、警戒が必要だといいます。
静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:
「確実にインフルエンザの流行が起こると考えています。様々な集まりも増えてきますのでぜひインフルエンザも注意の対象として、しっかりコロナだけでなく対応していただきたい」
県はそれぞれのワクチンをできるだけ早く接種することや、手洗いやマスクなど基本的な感染予防策の徹底を呼びかけています。