理事長兼園長は交代へ…保育士による園児虐待事件を受け、園が発表 一方、6日の記者会見は中止へ 静岡・裾野市
静岡県裾野市の保育園で複数の園児に対し、3人の保育士が虐待を繰り返していた事件で、保育園を運営する法人は理事長兼園長の交代について手続する、と発表しました。
◇社会福祉法人桜愛会、さくら保育園の発表内容◇
【当法人に対する強制捜査について】
当法人の運営するさくら保育園は、令和4年12月4日、保育士による園児への暴行の容疑により静岡県警の強制捜査を受けました。
また令和4年12月5日に裾野市がさくら保育園園長(当法人理事長)に対し、犯人隠避の容疑で刑事告発したとの報道がされております。
園児・保護者の皆様、いつもご支援を頂いている地域の皆様をはじめ、当法人に関係するすべての皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけし、重ねて深くお詫び申し上げます。
当法人は、これらの事態を厳粛に受け止めており、当局の捜査に全面的に協力してまいります。
今後においては、徹底的な調査の継続はもちろんですが、さくら保育園の改革を早急に進めるため、日本保育者支援協会の先生をアドバイザーに迎え、的確なアドバイスをいただき、園児・保護者のために一日でも早く正常な保育環境を整えることを最重要項目ととらえ改革に取り組む所存であります。
また法人内では、理事長および園長の交代についても手続する予定であります。
上記より、令和4年12月6日(火)に、さくら保育園において記者会見を行う予定でありましたが、会見を中止させていただきますので何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。