保管庫の電源が・・・新型コロナウイルスワクチン約8600回分を廃棄 静岡・小山町
静岡県小山町は新型コロナウイルスワクチンの保管庫の電源が落ち、およそ8600回分を廃棄したと発表しました。
小山町によりますと、19日午前8時半ごろ健康福祉会館の新型コロナウイルスワクチンの保管庫の電源が落ちているのを職員が見つけました。
ワクチンは最低マイナス60℃以下で保管しなければなりませんが、保管庫内は20℃まで温度が上昇していたということです。保管庫には、ファイザー社製とモデルナ社製のワクチン合わせて1353本8646回分が入っていましたが全て廃棄されました。ワクチンは来月5日から始まる集団接種などに使用する予定でした。
町は県から モデルナ社製ワクチンおよそ4000回分の提供を受け、対応をするとしています。