固定資産税の納税通知書2483件に記載漏れ プリンターが「介護保険料」に誤設定 静岡・磐田市
静岡県磐田市は、今年度分の固定資産税の納税通知書2400件あまりに、1年間の合計免税額などの記載漏れがあったと発表しました。
磐田市によりますと、納税義務者に発送された今年度の固定資産税・都市計画税の納税通知書兼課税明細書2483件に、1年間の合計免税額などの記載が漏れていました。
8日、通知を受け取った納税義務者から市に問い合わせがあり、発覚したということです。委託業者が通知書をプリンターで印刷する際、本来設定するべき「固定資産税の帳票用」ではなく、「介護保険料の帳票用」の設定で印刷したことが原因だったといい、市は、業者に印刷設定のチェックを確実に行うよう指導をしたということです。
市は、来週以降、対象者に対して正しく印字された通知書を発送する予定で、「再発防止と信頼回復に向けて全力をあげて取り組む」とコメントしています。