57年前の東京オリンピックでは役場広報担当として撮影担当 86歳が力走 /聖火リレー 湖西市
湖西市3番目のランナーは市内に住む鈴木芳朗さん、86歳です。
旧新居町の役場におよそ40年勤務した鈴木さん。1964年の前回の東京オリンピックでは、役場の広報担当として町を通過する聖火を8ミリフィルムに収めました。
鈴木芳朗さん
「半年前から借りたカメラで、何回かテストで撮って、本番に備えた。1960年の時は町民の半分くらいの人が見に来たという。私はその時の撮った方から撮られる側(ランナー)になって、2回目の聖火リレーに出会えるのはすごいことだなと」
撮影者からランナーへ。沿道に集まった人にカメラを向けられながら、今回はランナーとしての役目をしっかりと果しました。
鈴木芳朗さん
「きょうは撮られる立場になってくださいといわれて、聖火リレーのランナーになりました。高いところから、撮っているな、下の方も撮っているなと見れたので、みんな上手にやってくれているなと。沿道の皆さんの喜びの風景が、すごく伝わってきたので本当によかった」